近年、若年者の社会参加意欲の減少が叫ばれていて、「引きこもり」や「ニート」など、社会で自立した生き方を選べない若者が増えています。
また全年齢をあわせた年間の自殺者数は3万人を超え、大きな社会問題として私たちの前に横たわっています。こういった個々の人が抱える問題は、行政などの大きな仕組みではなかなかサポートしきれていないのが現状です。
若者サポートステーション事業は、こうした手の届きづらい問題に対し国策として唯一の事業です。日本の未来を創る若者ひとりひとりに個別の支援を行い社会参画のきっかけを作っていきます。当サポステは若者の職業的自立支援を通し、地域の可能性を広げていきたいと考えております。
当サポステでは若者の社会参画として重要な「経験の提供」と「職業体験場の提供」を必要としおります。
「経験の提供」
企業・団体に勤める皆さまにおける「個人の経験」(働くまでのプロセス・働くという価値観・自分を磨く為の努力など)や「企業・団体の経験」(現在までの取り組み・会社の理念・社会における意味など)を若年者に生の声として伝えて頂ける機会を求めております。
「職業体験(見学)場としての提供」
企業・団体の活動を直に感じられる機会を求めております。業務の内容を理解し、そこで働く人の姿を感じ、その上で企業・団体における目的を考える事、知ることが若者に必要となります。その為、一社でも多くの企業・団体の協力を必要としています。
(体験・見学の場へはサポステ職員が同行します。)
皆様の力を若者を通し地域の未来の為にお貸し下さい。ぜひ当サポステへご協力いただけますようお願い申し上げます。